グレープル?

グレープルとは?

最近は寒い日が続いていたのですが、昨日今日と暖かくなってきました。今日の午後は半袖で歩ける陽気です。さて、スーパーでフルーツを買おうと思い、リンゴ売り場で4個入りパックを購入しました。家で食べようと思い容器を開けると、リンゴでない匂いがプーンと漂ってきました。「腐っているのか?」と慌てましたが、傷んだ箇所もなく見た目はキレイです。でも、香りは明らかに違う!そう、炭酸飲料のグレープ味の匂いなんです。な・な・な?パッケージをよく読みなおしてみました。


"Grapple"


ぐらっぷる?何それ?その下にはこうありました。


"Looks like an apple. Tastes like a grape"


さらには発音指導まで。


"Say 'Grape-L' "


そうですか、「グレープル」と読む、匂いがブドウのリンゴなわけですね。この製品のサイトを読んでみると、リンゴ品種"FUJI"を濃縮葡萄液に浸して作ったらしいです。(特許出願中)品種改良でできた新しい果物ではないらしい。な〜んだ。


The Grape-Flavored Apple - Grāpple® Brand Apples


非常にアメリカ人らしい発想だなと思いました。緑茶ですら「マンゴーフレーバー」「ミント・フレーバー」「レモン・フレーバー」が存在するフレーバー好きの国ですから。そして、この「グレープル」。食べてみると、味や食感は当然ながらリンゴそのものでした。でも、強烈なグレープの匂いが邪魔して、いまいちリンゴを食べた気になりません。うーむ。香りって重要ですね。