ブロードウェイのスト終結。

１１月１０日から始まったNYブロードウェイの劇場街のストが、ようやく終結したようです。チケット販売大手"tichektmaster"でも本日１１月２９日のチケットから販売を再開しました。日本人的な発想からいくと、年間を通じて観光客が最も多い時期の一つという感謝祭前には”シャンシャン”決着するだろうと思っていましたが、どっこい、月末まで続いてしまいましたね。来月のクリスマスシーズンには間に合ってよかったとするべきなのでしょうか？

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今回のストライキは、舞台スタッフの組合の労働条件が争点だったようで、２００３年の音楽家のスト以来だそうです。舞台設営関係者の雇用条件を確保するのはもちろん重要ですが、すべての財源はどこにあるのか、劇場プロデューサーじゃありません、舞台を観に来るお客さんたちです。お客さんが愛想を尽かしたら、賃金云々どころか劇場そのものが立ち行かなくなるでしょう。だからこそ、雇われている者は自らの仕事を賭してストに打って出て、プロデューサ側もなかなか引かないのだと思いますが、やっぱり舞台をつくる側の人には、観客の方を見ていてもらいたい、とも思います。非日常の舞台を求めて世界中から集まってくる人々を失望させて欲しくない、と切に願います。難しい問題ですけれど。

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何はともあれ、これからNYで観劇予定の方は、よかったですね。