久しぶりの日本のTV番組。

日本に帰ってきてから、よくTVを見るようになりました。だらだら見るのはよくないと思いながら、くだらないなとつぶやきながら、ワイドショー系も懐かしくて、話している言葉が全部分かるのが嬉しくて、ついついTVをつけてしまいます。この1ヶ月で、娘もだんだんTVに(短時間ではありますが)集中できるようになってきました。彼女にとってお気に入りは、NHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」と「みんなの体操」。テーマ音楽が始まるとTV前に移動していきます。「ゲゲゲ」は見ている回数が多いから分かるのですが、なぜ三人の女性がピアノに合わせて体を動かす体操番組にそんなにハマッているのかは謎です。ま、私も画面に向かってストレッチしていますけど。


夕方には、NHK教育の幼児子ども番組をつけます。お母さんが夕飯や家事で忙しい時間に合わせて放映されているのでしょうか。5分〜15分単位で色々なプログラムが組まれているのですが、以前友人から「面白いよ」と聞かされていた通り、大人でも楽しめる内容に驚きました。流される音楽の作詞や作曲には、つんくトータス松本・近藤雅彦らが名を連ね、宮藤官九郎の体操歌で白タイツ姿の三宅弘城が踊るとか、吉岡秀隆が物語を朗読するとか、先日はクレイジーケンバンド横山剣が本名で「1人のパパ」として娘と出演していました。ほかにも、市川亀治郎野村萬斎KONISHIKI小林顕作宮川彬良斎藤晴彦大澄賢也茂森あゆみらがパフォーマーや声優として登場。いやぁ、親世代も目が離せないです。


私たちが小さかった時代は、民放でも随分と幼児向けの番組が流されていたように思います。ピンポンパン・ロンパールームひらけ!ポンキッキなどなど。幼稚園や小学校を休んだ時は、教育テレビを朝から見続けるのが楽しみでした。夕方にはアニメ番組が多かったですし、日曜日の朝や夜もアニメ漬けだった記憶があります。今思い起こしてみても、バラエティに富んでいて、レベルが高いアニメばかりでした。最近は、子ども向けTV番組が随分と減ってきているんでしょうか。