9ヶ月検診。

ハイハイ頃の赤ちゃん用お菓子。

娘の9ヶ月検診に行ってきました。今日は予防注射はないはず。看護婦さんが身長・体重などいつも通り計測してくださいました。お馴染みの看護師さんなのに、娘はスケールの上で転がりながら大泣き。看護師さんから「私のこと覚えてないの〜?」と語りかけられてもおさまらず。もう1人の看護婦さんからは「タフな赤ちゃんね」と言われました(苦笑)。


診察室では比較的おとなしく、先生の診察を受けていました。先生には改めて帰国の旨を話し、来月もう一度診ていただいて、これまでの診療履歴をいただくことになりました。こちらのカルテはすべてコンピュータで一括管理されているので、データもすぐに取り出せるようです。各診療室にも筆記用具はなく、ただ PCが置いてあるだけ。看護師さんや先生方が患者と話しながらその場で入力していきます。先ほどの計測結果もすぐに反映されるので、成長カーブを画面の折れ線グラフでみることができ、「おたくのお子さんの身長は同月齢の子どもの○○%ですね」など偏差値を教えてくれます。また帰るときには今日の結果をプリント出力してくれます。今どきの病院はすごいです。


本日はこれで帰宅だと思いきや、血液検査をしなさいとのこと。えー聞いてない。階下の採血室に行くように指示されました。今回の血液検査ではヘモグロビン値、ヘマトクリット値、鉛値を調べるそうです。鉛に関しては、築何十年以上の家に住んでいるかなども聞かれました。娘は生後2週間目にも採血しましたし、アメリカは赤ちゃんでもよく採血をするんですね。生後2週間目の時は足の指先から採りましたが、今回は右腕から。最初は大柄な黒人の若者が担当だったのですが、注射を刺したはいいものの皮膚の中で血管がなかなか見つからず、ほとんど採血できずにギブアップ。ベテラン風の女性を呼んできて再度チャレンジし、やっとこさ試験管3本分採血できました。大人でも血管がなかなかでないことがありますから、赤ん坊では無理もありません。もちろん、この間、娘は大泣きでした。私が両腕を押さえ、夫が両足を押さえての大騒ぎ。さすがにこちらももらい泣きしてしまうほど可哀想になってしまいました。衝立で仕切られたブースで採血していた周りの患者さんも、ズーッと赤ん坊の泣き声を聞かされていたことになります。すみません。


病院を出る頃には落ち着いた娘。さすがに泣きつかれて、車ではウトウトでした。写真は、先生から薦められた乳児用のお菓子。食感は、フォワフォワした麩菓子のような軽いウェハースのような感じ。バナナやイチゴなどのフレーバーがあります。一粒一粒はかなり小さい星型なので、手の訓練にもなるそう。掴んで口元まで持っていくのに、なかなか難儀している娘です。