[エンタメ−音楽・映画・舞台・TV]第52回グラミー賞。

52回グラミー賞の3Dメガネ。

今日は第52回グラミー賞の発表の日で、渡米3年目にして初めて生でTV視聴しました。この時期、アメリカ(特にテキサス?)はアメフトのスーパーボウル熱が強く、気が付くと「あれ、グラミー賞は終わっちゃったんだ」ということになりがちです。(ちなみに、バンクーバー・オリンピック報道も聞いたことがありません。)今年は、マイケルジャクソンの特集が企画されていると日本のWEBから情報を得て、日程を事前にチェックすることができました。また、その画像を見るための3Dメガネをスーパーのターゲットで無料配布しているというのも、日本のサイトから知りました(笑)。2週間ほど前に、近所のターゲットに買物に出かけたついでに(買物がついでだったかも)、3Dメガネを探すも見当たらず。カスタマーセンターに聞いてみても、黒人の恰幅のいいおばさんが「そんなの、私知らない」と素っ気無い返事。結局、私のしつこさに根負けした夫がDVDコーナーの店員をすがるようにして捕まえて、メガネが4つはめ込まれている厚紙をゲットしたのでした。(写真)


テキサスの中部時間で、賞の開始は7時。娘の就寝時間とバッチリ重なりましたが、珍しく愚図らずにストンと寝てくれて助かりました。でかした。夫と2人、青赤メガネしてTVの前に鎮座している様子は、傍から見たらかなり奇異な光景だったことでしょう。マイケル特集は9時過ぎから始まり、本人の画像も流れると思いきや、サクッとイメージビデオだけで終わってしまいました。ちゃんと3Dになってる?私の目が変?あれ?これだけ?ちょっと拍子抜け。数人のミュージシャンで歌い上げる"Earth Song"は素晴らしかったです。2人のお子さん達も、立派にスピーチしていました。


印象に残ったのは、P!nkのライブ。シルクドソレイユ出身?と思われるような宙吊り&水撒きパフォーマンスにはビックリ。ボン・ジョビの"Livin' on a Prayer"は懐かしかったです。が、さすがにサビの高音は出していませんでしたね。ロッカーというより、ちょっとカントリーなおじさん風だったジョン・ボン・ジョビでした。6冠に輝いたビヨンセですが、彼女がヒューストン出身ということを知ったのは、実は最近でした。この町で、ああいうカッコいい女性、あんまり見かけたことないんですが。直前に激しくキレキレのパフォーマンスを披露していながら、受賞インタビューの声が震えていて、"I'm nervous."と話していたのが意外で、微笑ましかったです。カントリー歌手のテイラー・スウィフトも可愛かったですね。この国に住んでいるいると、カントリーミュージックは人々の心の故郷なんだろうな、とよく感じます。アメリカ人の本質なのかもしれませんね。


グラミー賞、見ることができてよかったです。