お留守番とテレビ電話

先週は、夫が日本へ出張したため、はじめて娘と二人っきりで過ごしました。お風呂も寝かしつけも一人でうまくできるかと気掛かりでしたが、最も憂慮すべきは、娘が病気や怪我をしたり、事故に遭遇しないかということ。かかり付けの病院のEmergency entranceをチェックし、何か不測の事態が起こったら911コールするより自分で運転して行く方が早いだろうと確認しました。911コールしたところで、私は状況を英語で説明などできないですし。幸い何ごとも起こらず、娘が元気に過ごすことができて感謝です。また夜も定時に寝付いてくれてありがたかったのですが、それは私が極力刺激を与えないように興奮させないように仕向けていたためで、本人にしてみればパワーを発散することができずに実は不満があったかもしれず、でもちょっとの期間だから許してねと、大人の都合を詫びたのでした。


初めて娘と遠く離れた夫は娘に存在を忘れられたら大変と、こちらでCCDカメラを購入し、出張期間中Skypeで対話しました。Skypeは、私が勤めていたころ会社の同僚から教わってユーザ登録も済ませていたのですが、海外とやりとりする仕事でもなかったので、ほとんど活用していませんでした。気が付いたら、Skypeは映像付きが普通になっていたのですね!(気付くの遅すぎ)テニスプレーヤーのクルム伊達公子さんや、元バレエダンサーの小林十市さんが、海外に住むご家族や友人たちとSkypeをやっている様子をブログに載せていて、おーわが家もSkypeデビューだ!と意気込みました。


使ってみると、スゴイですね〜設定は簡単だし、画像は思ったよりずっとキレイだし、音もほとんど遅れはないし、何より無料ということがありがたい!昔、TVやマンガで読んだような「テレビ電話」の世界が、こんなに容易に手に入るという現代の世の中に、ひたすら驚いています。「Skypeはどうやって儲けているのか」という疑問がどうしても払拭できないので(広告料や固定電話・携帯通話サービス?)、未だに「お金を払わなくていいのか」という罪の意識すら働いてしまいます。


Skype使用当初、訳が分からなかった様子の娘ですが、さすがに3日目くらいには、PC向こうでしゃべって歌っている人物が、よく知るパパだと認識できたようです。お互い、距離を感じずお話しできて、とても有益でした。昨年3月、妊娠期間にやはり夫が海外出張したのですが、その時より遥かに心が平穏でした。まだ赤ん坊の娘でも、その存在感はとても大きかったです。