マイレージ。

成田−ヒューストン直行便を運行しているコンチネンタル航空は、この10月に航空会社連合「スカイチーム」から「スターアライアンス」に移籍しました。この度、コンチネンタルから正式な手紙とともに新しい会員カードが送られてきました。これはありがたい!


スカイチーム」は、エールフランスやKLMオランダ航空・イタリアのアリタリア航空が加盟しているためヨーロッパには強いのですが、アジアは大韓航空と中国南欧航空のみで日本の航空会社が加盟していません。対して「スターアライアンス」は最大の航空連合で、なんといってもANAが加盟しているのが大きいです。欧州もルフトハンザドイツ航空スカンジナビア航空があるので、まあいいのではないかと。(近々ヨーロッパ旅行の予定などありませんが)成田−ヒューストンを何度も往復しながら、「こんなにマイレージが貯まったって、どこで使えばいいのかな」と思っていたので、将来日本国内で利用できる算段が付いて嬉しい限りです。ちなみに、11月1日をもって成田空港のコンチネンタル・チェックインカウンターも、第1エアターミナル北ウィングから南ウィングに変更になりました。2007年3月に初めてコンチネンタルを使ったときは第2エアターミナルでしたから、結構移転するものなんですね。


今回のAirline alliance移籍は、アメリカ航空業界再編の動きが要因となっています。ノースウェスト航空がデルタ航空に吸収合併されることを受け、ユナイテッド航空コンチネンタル航空アメリカ国内での業務提携が明らかになったのが、昨年の6月。もともとノースウェストはコンチネンタルに出資していたので、コンチネンタルもノースウェストの所属するスカイチームに名を連ねており、コードシェア便を運行するなど両社の関係は深かったのですが、上記合併・提携により関係は解消、コンチネンタルはユナイテッドの加盟するスターアライアンスに移籍したというわけです。日本の航空業界もいろいろと騒がしいようですが、アメリカ航空業界も生き残りをかけて必死です。まあ、利用者としては、安全でお安くてそれなりのサービスがあれば、どこの航空会社でも構わないのですが。