みたらし団子。

お重に詰めたみたらし団子。

ここのところ、やっと涼しくなってきました。2年ぶりに味わう短い秋の訪れです。昨年のこの時期は丁度つわりMAX状態で、季節の移ろいを感じる余裕がありませんでした。においに敏感になるあまり、インフルエンザでもないのに家の中でもマスクをして這っていたことを思い出します。あの頃は、冷蔵庫がパンドラの箱でした(笑)。


さて、本日はみたらし団子を作りました。夫の会社で「日本」を紹介する企画があるそうで、あわせてスナックも振る舞うとか。家で作れる日本ぽいお菓子ということで、みたらし団子を選択してみました。こね・茹で・焼きはほとんど夫が担当し、私はあん作りのみ担当。団子の材料は、何回か試作した結果、上新粉白玉粉・水をほぼ同量というところに落ち着きました。これらをこねて耳たぶくらいの硬さに練り上げ、適当な大きさに丸め、沸騰したお湯にトポトポ投入。浮かんできたところを氷水にとり、焼き網が手に入らなかったのでテフロン加工のフライパンで焼き目をつけました。みたらしあんは、砂糖醤油に水を加えて、煮立ったところに水溶き片栗粉でとろみをつければ完成。


味見をしながら、なかなかの味に満足。(あとで物凄くおなかが膨れました)もともと大好きなみたらし団子ですが、案外簡単に作れてしまうと知って驚きました。簡単がゆえに奥が深いとも言えますが。コンビニでも容易に手に入る日本だったら、きっと作ることはなかったと思います。入手しにくいと分かっているからこそ、余計に食べたくなるんですよね。不便はチャレンジの母、といったところでしょうか。会社でも、それなりに好評だったようで、ホッとしました。