近づくハロウィーン。

9月が終わり、今年も残すところ3ヶ月となりました。(こういう言い方すると若干焦りますが) ヒューストンは9月に入った頃、朝晩が急に涼しくなり、慌てて長袖を引っ張り出しましたが、その後も暑さが戻ってきたり、雨の日が増えたり、なんとなく安定しないまま10月になりました。最近は、再び半袖でOK の過ごしやすい気候です。


最近はお店もアパート内もハロウィーン色豊かです。私も、毎年郵便受けに入っているハロウィーン・コスチューム屋のチラシを楽しみにしていました。今年のそれは内容がグレードアップして小冊子に。いつものことながら、突っ込みどころ満載の面白カタログだったので、ちょっとご紹介を。

コスチュームは、0歳未満の赤ちゃん・男女幼児・少年少女・ティーン女子・青年男女・ユーモアというカテゴリーに分かれています。ハロウィーンは魔よけのお祭りなので、グロテスクで恐ろしい仮装が定番です。「エルム街の悪夢」のFreddyや「13日の金曜日」のJason、「チャイルド・プレイ」のChuckyといったホラーの主人公もこの日ばかりは花形。ドラキュラや狼男ならまだしも、個人的には頼まれてもこんな格好するのはいやですけれど。ほか、メジャーなキャラクターは、「Star Wars」「Superman」「Batman」「Spiderman」といったところ。「Star Wars」は相当数の登場人物のコスチュームが用意されていて、ファンにはたまらんでしょう。総じてキャラがバラエティ豊かでカッコよい男の子&成年男子向けコスチュームに対して、女の子&成年女子向けはインパクトが弱いかな。「Cinderella」「Snow White」「Belle」といったディズニーキャラのほかは、チアリーダーや小悪魔・妖精、昆虫動物など一般的なコスチューム。おまけに年齢が上がるに従って妙にお色気路線に走り始め、これでもかというミニスカートのオンパレード。「キューティーハニー」も真っ青。「Geisha Girl」だって膝上20cm以上というセクシーぶりです。果たしてこれで魔よけになるのか?さらに訳の分からないカテゴリー「ユーモア」では、「Hot Dog」「Cauch Potato」や「Burger King」(笑)。「ケチャップ」や「マスタード」って、それどうなの!?ペアルックの「ベーコン&エッグ」は、仮装の域を超えていませんかね。「Whoopie Cushion」に至っては理解不能。昔流行った、椅子に置いて知らずに座るとプップーッと鳴る風船みたいなものですよ。


というわけで、今年も大いに楽しんだハロウィーン・コスチュームカタログ。で、実物見たさに一番近いお店に行ってきました!お店はパーティーグッズなら何でも売っていますが、今は1年で一番の書き入れ時のようで警備員在中です。幼児以上のコスチュームは、壁一面写真が貼られており、番号を指して試着させてもらうシステムのよう。子ども達がワイワイ並んでいました。気になるお値段は$20〜$40くらいが中心。この価格なら一回こっきりでも買ってしまう気持ちは分かります。かく言う私も、夫の白い目を振り切り、娘用のきぐるみ(?)を購入してしまったのでした。24ヶ月まで着られるとあって、今の娘にはブカブカ。パンプキン服に埋もれた形で一応写真撮影してみました。本人は機嫌悪くはなかったですが喜んでもいませんでした。来年までしまっておくつもりです。