お食い初め

ステーキで「お食い初め」

おかげさまで、娘も先日生後100日を迎え、「お食い初め」をしてみました。鯛の尾頭付きなど、この土地で望むべくもないので、友人が日本からお祝いに送ってくれた和食器に牛ステーキをのせました。(関係ありませんが、「鯛の尾頭付き」を、昔「御頭付き」だと思っていて、「鯛には丁寧語を使うんだ」と妙に感心した記憶があります。)付け合せは、茹でて焼いたじゃがいも・茹でインゲン・ニンジンのグラッセ。ニンジンのグラッセは夫特製の白ワイン入り。


今回のステーキはリブアイ。こちらの牛肉にしては珍しく、霜降りのように脂が乗っているものをスーパーでゲットして焼きました。肉はあらかじめ塩をふって室温で熟成させておきます。強火で表裏5分ほど焼いたあと、弱火で中まで火を通し、フライパンをコンロからあげて肉を落ち着かせ、ナイフで切り分けました。厚さ2cmはありそうなブランド肉「アンガス」でも、こちらのスーパーでは1ポンド(約450g)$12くらいで手に入ります。1ポンドあったら、ゆうに大人2人前です。脂分の多い和牛とは違いますが、やはりこちらの肉はお安い!


さてさて、できあがったテーブルを前にして、まずは娘の大泣き。水やミルクで落ち着かせて、写真を撮りました。まあね、目の前にステーキがあったって自分は食べられないのだから、泣きたくなる気持ちも分かります(?)。とりあえず、儀式は終えました。娘が眉間に皺を寄せてバウンサーに座っている中、「あげられなくてゴメンね」と言いながら親はステーキランチを平らげました。まだまだ暑い日が続くヒューストン。家族全員、健康に気をつけて過ごしていきたいものです。