米国パスポート申請。

本日はBabyのアメリカパスポートを申請しました。場所は最寄の郵便局。この国では郵便局でもパスポートを発行してくれるのです。申請に先立ち、先日証明写真を撮りに行きました。郵便局内でも写真を撮ってもらえるのですが、それは大人だけ。子ども、ましてや赤ちゃんは保護者責任で写真を撮らなくてはいけません。はて、どこで写真を撮るのか。とりあえず、ショッピングモール内にあった写真館を思い出し電話をしてみましたが、証明写真は取り扱ってないとのこと。ご親切に、WalgreensなどのPharmacyで撮ってくれるとの情報をくれました。


「Pharmacy」はいわゆるドラッグ・ストア。最近は日本でも薬だけでなく生活用品や食品を売っているドラッグ・ストアが増えましたが、 WalgreensやCVS/Pharmacyなどの全米展開しているPharmacyは、日本以上になんでも屋さん。さすがに魚肉類は売っていないと思いますが、飲食類や文房具・雑貨などはかなり充実しています。そうか、写真も取り扱っているとは知りませんでした。一番最寄のWalgreensに電話してみると、白いブランケット持参で来店してくれとのこと。お店では、さきほど電話に出た男性店員がとても親切に応対してくれました。彼はある一画の商品陳列棚の上からおもむろに写真用背景スクリーンを下ろし、椅子をどこからか持ってきて、Babyを抱いて座るようにすすめました。白いブランケットをかぶった夫がBabyを膝に座らせ、目が開いた瞬間を狙って定員さんがカシャカシャ。まだ首がすわっていませんから、軟体動物のようにグニャっとしてましたけれど、無事撮影終了。日本パスポート用も併せて4枚購入、締めて$16。その場で15分ほど待って出来上がりました。アメリカでは、GroceryとPharmacyをおさえておけば、問題なく生活できるということがよく分かりました。


で、冒頭に戻って郵便局での申請ですが、窓口が開く時間を目指し、念のため椅子を持参して気合十分に臨みました。以前見た時は10人以上並んでおり、手続き終了まで相当にかかりそうだったからです。そういえばこの折りたたみ椅子は、アメリカに来た当初、運転免許所で明け方並ぶために買ったのでした。アメリカの行列、多いです。ところが今日現地に着いてみると並んでいる人はゼロ!今、申請を終えた人がすぐに部屋から出てきて(何で窓口開始時間より早く始まっているの?)、あっという間に順番がきました。なんだか拍子抜けです。予めネットからダウンロードしていた申請書を提出し、写真や我々両親のパスポートなどを提示して、申請内容が正しいことを右手を挙げて宣誓(これはアメリカっぽい)、料金を支払うと、あっという間に完了。所要時間20分。パスポートは3、4週間ほどで自宅に郵送されてくるそうです。日本のように本人が受け取りに出向く必要はありません。(郵便が安全なのかというとちょっと不安ですが)申請料金は、郵送料も含めて$85。滞りなくアメリカパスポート申請ができました。