WBC優勝!!!

さぞや日本は大騒ぎのことでしょう。見事、侍JapanWorld Baseball Classicで二連覇を飾りましたね。おめでとうございます!!!決勝戦はヒューストン時間の月曜日夜8:30スタートだったので、夕食を早めに切り上げ、TVかじりつきで観戦しました。韓国打線は怖かったですね〜。リードしていても全然安心できない。いつ大砲が飛び出すかとヒヤヒヤの連続。9回に追いつかれた時は、正直ホッとしてしまいました(苦笑)。10回の攻撃ではイチローの決勝打に至るまで、今大会の日本の特徴「つなぐ野球」を堪能できました。これだけスラッガーに頼らないチームも珍しいかも。同じアジアといっても、韓国とは対照的なチーム作りでしたね。投手陣も個性豊か、かつ強心臓で頼もしかったです。


こちらのスポーツ専門ESPN局では日本が負けた韓国戦を放送しなかったので、観戦した4試合はすべて勝ちゲームという幸せな結果となりました。ほか、かつて西武ライオンズにいた懐かしのデストラーデがインタビューアーとして再三登場したり、アナウンサーが「Oh-san、Oh-san」と "LEGEND Sadaharu Oh"を連呼しているのも興味深かったです。


二度決勝進出を逃したご当地アメリカですが、メジャーリーグは現在オープン戦真っ只中ということもあり、野球ファンの目はなかなかWBCに向かないようです。ヒューストン在のパパ・ブッシュアストロズのオープン戦に出かけていることの方がニュースになるくらいですから。WBCに選手を送り込むことについても各球団の足並みが揃っていませんし、怪我の保険が適用外になることや、そもそも大会の意義が定まらないことも大きな問題かと思います。ただ、出場した選手はNYヤンキースのスター選手ジーターをはじめ実力ある選手で、懸命に戦っていました。そういった選手のためにも、サッカーのW杯のようにその時代のその国を代表する野球選手が、後顧の憂いなく、その国のプレイスタイルを思う存分発揮できる大会に発展していったらいいなと、見果てぬ夢を抱いてしまいました。