Happy Wedding。

引き出物のベネズエラ産小箱

先日のブライダル・シャワーに引き続き、本番のウェディング・パーティーに参列してきました。場所は近所の全国チェーン・ホテル。いまだハリケーンから避難している方も多いようです。中に入ったのは初めてでしたが、こじんまりと落ち着いたロビーでリラックスできます。我々は式の始まる15分ほど前に到着したのですが、偶然にも新郎が向こうから現れ「一番乗りだね」と言われました。こちらではパーティーには少々遅れて伺うのがエチケットですが、ホテルの挙式でも同じわけ???とちょっと驚きました。


レセプションルームの隣りの部屋は、デコレーションされた椅子が左右に分かれて50席ほど用意されていました。およそ30分近くたったでしょうか、まずは新郎が新婦のお母上と腕を組んで入場。続いて花婿付添い人ベストマンと新婦介添え人ブライズメイドが1人づつ登場。その後、「ジャジャジャジャーン」というウェディングマーチにのって、新婦とお父上が登場しました。神父様が英語とスペイン語を交互に話し、新郎新婦も英語とスペイン語チャンポンで答えるのは会場の笑いを誘うオリジナルでしたが、式自体は日本の教会式とほぼ同じ展開で進みました。あ、聖歌を歌うこともなかったですね。指輪の交換のあと、新しいシルバーコインをジャラジャラと新郎と新婦が交換していました。ベネズエラ人Tさんによると、あれはベネズエラの結婚式の儀式なんだそうです。式が終わり部屋を出ると、隣のレセプションルーム入口にはブッフェ用の食べ物が並んでいます。後ろにはバーがあり、飲み放題。席は決まっていないので、食べ物飲み物を持って近くの席に座りました。新郎新婦、およびその親族が真ん中のテーブルに座り、ベストマンとブライズメイドの簡単な挨拶がすむとシャンパンで乾杯。同席した人たちと談笑しながら、穏やかに時間が過ぎていきました。

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その時、部屋前方の板敷きの、明らかにダンス・スペースと思われる方角から、DJのコーディネイトするミュージックが鳴り響きました。来たか!最初は新郎新婦のチークダンス、続いて両親とのダンス。そしてラテン・ミュージック解禁!皆さん、「待ってました」とばかりにダンスフロアに移動して踊り始めました。いや〜見ているだけで面白い。同じテーブルだったフランス人&アメリカ人ご夫婦も連れ立って参戦。ボーっとしていた我々に新郎新婦が「Come on!」と手招きされれば、行かないわけにはいきません。気が付くと、参列者全員がダンスフロアで踊っていたのでした。縦ノリあり、横ノリあり、女性をクルクル回す男性がいると思えば、一心不乱に踊りに入っている女性もいます。面白すぎる。これだけ腰を使って踊るから、南米女性は見事なプロポーションなのだなぁと実感しました。時には輪になって踊り、時にはリンボーダンス、時には同じ振り付けを教えてもらったりと、「楽しければいい!」という決まりごとのない老若男女入り乱れてのダンス・パーティー。何といっても一番元気なのは、新婦および新婦の家族たちでした。皆さんテーブルで休憩をとりながら「この曲なら」と戻ってきたりして、延々と曲はかかり続けます。気が付くと、夜中の11時半を回っていました。ひぇ〜〜〜近くにいた友人たちに「私たちはそろそろ帰るわ」と伝えると、「なんで?これからディスコに行くのよ!」とのお答え。参りました。ラティーノが一晩中踊るというのは本当だったのですね。アジア人の私たちにはこれが限界です。それにしても何とも楽しい Celebration of their marrigeでした。

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