ラッタッタの時代到来?

私は今でも、原付バイク・スクーター全般のことを「ラッタッタ」と言ってしまうのですが、それはこの軽やかで明るくてお気楽な音が好きだからなんですけど、現代の世界ではもう通じないかも。というのはさておき、今日、近所のスーパーに行く途中で、日本ではよく見かけるスクーターに乗っている男性を見かけました。その中高年風の白人男性は、ステップにきちんと足をそろえて、白いヘルメット着用をしていました。これはかなりの事件(?)です。


テキサスに来て見かけるオートバイと言えば、ハーレー・ダビッドソンが主流。天気のよい週末などは、ちょっと強面の中年以上の男性が、黒サングラスをかけて長髪をなびかせて、あるいはスキンヘッドにスカーフを巻いて、もちろんノーヘルメットでダッダッダッと駆け抜けていきます。まさに映画のように。こんな町で、ラッタッタが出現したというのは、かなりスゴイことなわけです。原因は、やはりガソリン燃料の高騰が挙げられるでしょう。低価格で低燃費のスクーターが注目されてきているのではないでしょうか。


最近はTVでも盛んにガソリン節約が叫ばれています。巡回の警察官が自動車からゴルフ場のカートに乗り換えたり、公共の乗り物や低燃費走行を推奨したり、明らかに昨年までのアメリカとは違う空気が漂っています。現に自分が町を運転していても、急発進・急加速する車が減り、法定速度で走っていても抜かれることが少なくなりました。皆で並んでゆっくり走る環境が生まれつつあります。交通事故も減るでしょうし、嬉しいことです。私も節約運転、さらにはエコ運転をめざして、アイドリングを止める、なるべくエアコンを使わないようにする、停止する場合はできるだけ早めにアクセルから足を離すなど、これからも努力していきたいと思っています。(これが意外と難しかったりするのですけど)