【ESOL 2008-Fall】再テスト、そして秋セメ登録。

8月末から始まるコミカレの秋学期。初めて会話の授業"Oral Communication"クラスに登録すべく、久しぶりに学校に行きました。手続きのみで終わる予定だったのが、何とも冷汗の出る数時間となりました。


夏期講習は行われているものの、校内は静かな雰囲気。早速カウンターに並ぶと、ちょっと怖めのお姉さんに呼ばれました。ここですでに嫌な予感。記入済みの用紙を見せながら秋学期の登録をしたい旨を伝えると、「この紙は違うわ。これに書き直したら、そこのPCで『登録』して」と、お姉さんは別の登録用紙を渡しながら右手にあるノートPCを指し示しました。「あれ〜オンライン登録しろということかな。前回は対面で相談しながら、アドバイザーの人が登録してくれたのにな。校舎が違うと方法も違うのかな」とブツブツ日本語を言いながら申請書を書き直し、PCの指示に従って自分の名前を入れました。Enterキーを押すと、「紙を用意しておくこと」というメッセージが出て、すぐにトップ画面に戻ってしまいます。「おや〜?」何度かトライするも、登録画面に全然入れません。泣きそう。先程のお姉さんに「あの〜登録できないんですけど〜」とオズオズ尋ねると、「は?」という表情で彼女は自分のPCを叩き、「あなた、4回も『登録』しちゃってるじゃない!」と呆れ顔。「だから、そ・こ・で座って待ってて!」と強く言われ、訳の分からない私は、シュンとソファに腰掛けました。数分後「あの奥のブース、分かる?あそこに行って」と再び指示された時点で、初めて納得しました。お姉さんがPCで「登録」せよといったのは、「順番待ちの登録」だったのです。日本の銀行や郵便局などで番号札を取るようなものですね。そうなら、そうと言ってよ。(いや、私が理解できていなかっただけだと思いますが)


ブースでは、今度はやさしそうな女性アドバイザーが、親切にクラス登録作業を進めてくださいました。最初に「英語があまりできないんです」と前置きしておきましたしね。がが、その彼女の顔が悲しげな表情に変わりました。「残念だけど、あなたのテストの得点だと、希望のクラスの資格に足りないわ。一つしたのレベルにする?」今度は私の顔色が変わる番。「そうきたか・・・」私がリクエストしたクラスは、先生が発表されており、かつ自宅から近いこの校舎で受講できるものです。友人たちから「このカレッジの会話クラスの先生はハズレが多い。○○先生なら大丈夫だけど」というアドバイスをもらっていた、まさにそのオンリーな○○先生のクラスでした。これは引き下がれない。アドバイザーの人は、「もう一度テストを受けてみる?今日も受け付けているわよ」と救いの手をさしのべてくださり、「今から受けます!」と即答しました。


テストは、丁度1年前にトライした、Listening/Reading/Grammar(Usage)のe-learning型アセスメントテストです。(参照:7/23 コミュニティーカレッジのESL。【アセスメント編】)まあ、自分の実力がどれだけ変化したかを見るにはいい機会かもしれませんが、Listeningで前回より得点しないと希望クラスを取り損ねます。若干のプレッシャーを感じつつ、冷蔵庫のようなコンピュータールームで身も心も寒くなりながら受験しました。時間は無制限なので、自分のペースで進められます。今回の所要時間はおおよそ100分。結果は、Listeningで14点高くなり、無事に希望クラスへ登録完了しました。いやーよかった。色々とアドバイスしてくれた友人にも義理を果たせました。ほか、Readingが最も顕著で20点増加しました。これは嬉しい。しかーし、Grammarが目も当てられない程大幅に下がってしまいました。2学期に渡って Grammarクラスをとったのに、どういうこと?前回の得点がビギナーズ・ラックだったのかも。すでにGrammarクラスをとる必要はないのでホッとしましたが、かなり情けないですね。トホホ。


何はともあれ、想定外のテストにヘロヘロになりながら、仕事は果たした気分で帰宅しました。秋学期、楽しみでもあり、恐ろしくもあり、です。