San Antonio行き。



腹ごしらえをして、一路、San Antonioへ。先週から今週末にかけて、San Antonioでは大きなお祭り"Fiesta"が開催されており、我々が宿泊するB&B周辺も歩行者天国となるため、バリケードをこじ開けて進入しなくてはなりません。幸い、バリケードを警備していた人に「この先のB&Bに予約している」旨を伝えると、すんなり通してくれました。ホテル従業員もお祭りに借り出されているらしく、携帯で呼び出して、入口を開けてもらいました。今回泊まったB&B "Jackshon House"は、前回に比べてずっとペンション風。2階の2部屋もそれぞれラブリーな装飾です。


ひと段落したあと、祭りの町中に繰り出しました。Fiestaと一口にいっても、地域や団体別に屋台やら露天やらステージやらを設置していて、先日訪れた時の森閑とした雰囲気とはまるで別の町。B&Bのある歴史的保存地区も、鳴り物やら行き交う人々で大変な賑わいでした。ふっと、リバーウォークという運河沿いの道に下りると、そこにはまだ静けさが。それに涼しい。ありがたい。水鳥やハチドリ(ホバリングで空中停止しつつ花の蜜を吸う様子を目撃!)を見ながら、町の中心部へと川沿いを移動しました。メインストリートの下にあるリバーウォークはかなりの人混み。カフェも観光者向けでお値段お高めです。6時を回っても、当然日が暮れる気配さえなく、早めの夕食をとったあと、7時半から深夜まで続くというメインのパレードを観にいくことにしました。


夕食は、結局、前回と同じお店、"AZUCA"へ。中心地から外れていることもあり、お値段もサービスもグッド。相変わらずの大盛り攻撃で、胃がひっくり返るかと思いましたが、全員「苦しい〜」といいながら食べきりました。美味しかったのは確かです。(料理写真は、Fちゃんご提供)




重いお腹をひきづるようにしてパレードの行われる道沿いまで引き返してしばらくすると、パレードが始まりました。ブラスバンド・コスプレ集団・消防隊・ミス○○みたいな女性陣・ユニフォームを着て盛んに手を振る人々などが、装飾車などとともに、大勢の観客の頭越しに見えます。


どうも、決められたところでのみ、パフォーマンスするみたいです。そういう場所には、有料の観客席が作られていました。私たちの前では、素通りでしたけど。パレード見学の最初は感動しましたが、だんだんに飽きてきたりして(苦笑)。日本のお祭りの行列だと、テーマがあるのが普通ですよね。武者行列とか、時代絵巻とか、山車やお神輿や踊りを見せるとか。どうも、そういった統一感のあるパレードではなく、TV中継などで確認したところによると、高校生の発表会やスポンサーのPRも含めた、学園祭のノリにも似たラテンチックなパレードだったようです。アメリカらしいと言えば、その通りかも。


9時過ぎ、日がとっぷり沈んでから宿に帰り、さすがに疲れて、よく眠れました。