アメリカ版国盗り物語。

「スーパーボール」や「スーパーテューズデー」など、最近のアメリカは「スーパー」づいています。日曜日のアメフト頂上決戦では、ニューヨーク・ジャイアンツニューイングランド・ペイトリオッツを土壇場で逆転して勝ちました。もともとアメフトにあまり興味がない私ですが、TVは見てみました。 CMが多すぎるのに驚きましたね。ハーフタイムショーは"Tom Petty and The Heartbreakers"。懐かしい大御所さん。でも、私はチアリーディングが見たかった。。。ともあれ、アメリカ最大のスポーツの祭典は幕を閉じました。


さて、本日「スーパーテューズデー」は、今秋アメリカ大統領選挙に向けて、二大政党の共和党民主党それぞれで候補者絞込みの各州予備選挙が集中しました。なんで「火曜日」なのかなぁ、という疑問は残りますが、大統領本選に向けての天王山。当初、私たちは「ひとさまの国のことだし」と、アメリカ大統領選挙そのものにあまり興味はなかったのですが、今年に入ってからすっかりハマってしまいました。理由はひとつ、「面白い」からです。


ニュース番組は毎日どころか毎時、大統領選挙に関する情報を流しています。「それしか話題はないのか?」というくらい繰り返し繰り返しです。今日の選挙では、開票結果を受けて、「パネルアタック25」じゃないですけれど、どんどんとアメリカが色分けされていきました。州の名前と位置を覚えられます。うーん、ためになる。


これまでも、TVで公開討論会をして険悪なムードになったり、勝利の可能性がなくなった候補者が潔く笑顔で「やめた」宣言したり、ロックコンサートのノリのような集会があったり、著名人が応援演説に現れたり、応援ビデオで一般人が有名になったり、涙あり笑いありお金あり、筋書きのない人間ドラマが続き、ちょっと目が離せません。


我がテキサス州は、「スーパーテューズデー」に参加せず、3月4日が予備選挙日です。結果的に、今日の「スーパーテューズデー」で各党の候補者が出揃わなかったので、3月4日も注目されそうです。ヒューストンにも候補者は来てくれるのかしら?各党候補者が出揃ったら、本番の大統領選挙まで、引き続き盛り上がりは続きます。しかし、この大統領選挙レースを2年も続ける候補者は、すごい体力と精神力ですね〜。最終的に誰が大統領になっても、この気力・体力・時の運があれば4年間の任期中、それなりにやってくれるんだろうなと思わせます。

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