映画"Juno"を観る。

脚本家組合のストが前進し、2月24日のアカデミー賞は例年通り行われる可能性が高まったとか。全世界が注目する祭典だけに、無事実施されるといいですね。さて、今年のオスカー4部門にノミネートされたのがこの「Juno」。1時間半ほどの作品です。細々と全米公開7館から始まり、興行収入5000万ドル(55億円)を超えるというメガヒットになりました。


「絶妙」な映画でした。オスカーノミネートも分かる気がします。10代の妊娠がテーマですが、ウェットにならず、かといって冷めてもいず、アメリカの日常を淡々と丁寧に描いています。非常に周到かつ、緻密に作りこんでいる作品だと思いました。音楽やサブカルチャー(スタッフは日本文化が好きに違いない)も「行き過ぎ」じゃなかったので、観終わった後がとても爽やかでした。あとは、主人公Junoを演じるEllen Pageの演技力に脱帽です。「もう一度観たい」と思わせました。


とはいえ、英会話は厳しい!!!分からない!これで映画の感想を書いてしまっていいのか、という感じですが、いつもの通り、想像力をフル回転して解釈してみました。日本語版を観たら、全然感想が変わっていたりして。日本では夏に公開が決まったそうです。お時間があったら是非。

Juno | Fox Searchlight
Juno 日本版