Marthin Luther King, Jr Dayに考える。

今日は、マーティン・ルーサー・キング・デーという祝日で、学校が休みでした。日本では「キング牧師」と言われていますね。キング牧師は、非暴力による公民権運動を推し進め、1964年にノーベル平和賞を受賞しながらその4年後に37歳の若さで凶弾に倒れました。彼の栄誉を称え、彼の誕生日に近い1月第三月曜日が全米の祝日となっています。せっかくなので、有名なスピーチ"I have a dream"をネットからダウンロードして読んでみました。電子辞書を引き引き、意味を完璧に理解できるはずもありませんが、高揚してくるものがあり感動しました。

Martin Luther King I Have a Dream Speech - American Rhetoric


日ごろ人種差別について声高に語られることはありませんが、21世紀の今日でも確かにそれは存在していると思います。昨年来、「ジーナ6」というテキサス州隣りのルイジアナ州の高校で起こった白人生徒と黒人生徒の争いの事件がマスコミで騒がれていますし、ここヒューストンでも、「60年ほど前は公然と差別があった」と話してくれたアメリカ人もいます。日本人の私たちにはなかなか理解しにくい点もありますが、色々と考えさせられます。


今日と言う日を意識してか、民主党の次期大統領候補3人によるTV討論会がありました。今回の大統領選挙は、初の黒人系大統領誕生か、はたまた初の女性大統領が誕生するかなど、様々な点で注目を集めています。キング牧師の時代は大統領に黒人系のアメリカ人が予想されることなど考えられなかったでしょう。選挙権のない私たちですが、興味深く見入ってしまいました。