【ESOL 2008-Spring】先生。

今日は寒い一日でした。日中でも外気は摂氏の5度から上がりませんでした。ヒューストンにもちゃんと冬は来るんだなあと、実感した金曜日です。さて、今週から始まったESOLのクラスも、今日で3回目(月・水・金の週3回なので)。ようやく、クラスの雰囲気と授業の進め方に慣れてきました。テキストを予習していけば、何とか先生の英語も理解できる(気になっているだけかも)ので、一安心です。


今回のクラスは、前回のESLのクラスとは随分と違います。たとえば、いわゆる「脱線」がありません。前のクラスでは、授業始めに生徒のプレゼンテーションが課されていたので、そのテーマについて30分はガヤガヤと話し合っていました。先生から時事ネタやアメリカ文化の紹介もありました。前期は2時間半・今期は2時間という時間の制約の違いがあるにせよ、授業テーマに関係のない無駄話は一切排除、休憩なしのノンストップで進む今クラスは、昨年とは随分と印象が異なります。前のクラスが外国人たちの「コミュニティー・クラス」だとすると、今回は外国人のための「スタディング・クラス」といえるくらいの違いがあります。クラスのレベルが上がって、よりカレッジの授業に近づいているということなのでしょうか。なかなか興味深いです。


先生の性格も授業にかなり影響しているように思えます。今回のJ先生自身は、ほとんどまったくご自分の話をされません。生徒は先生の名前とe-mailアドレスしか知りません。話たがりの生徒をビシッと静止し、淡々と説明を続けられる方です。また、ホワイトボードを使って例を沢山挙げてくださるのは、とてもありがたい!耳からではどうしても限界がありますから。さらに言うと、生徒が授業に飽きないよう説明と作業の時間配分が絶妙です。ちょっと強面女史風でビクビクしていた私ですが、手を挙げて質問すると、表情は変えずに分かりやすい適切なアドバイスをくださいました。「そうそう、そこが疑問だったのだ!」というポイント、ドンぴしゃりです。相当にベテランの先生なのかもしれません。


今日の宿題は、「フォントは"Times New Roman"の12ポイント、行間一行で、タイプしてくること」だそうです。細かい!はっきり指定してもらった方が、生徒も助かりますけれど。授業も先生も十人十色です。