初詣その1。

「羅生門」舞台の東郷寺山門

本日は天気もよかったので散策しました。まずは歩いて「東郷寺」へ。東郷平八郎の別荘跡地に建てられた日蓮宗のお寺です。門前の枝垂れ桜と、黒澤明監督「羅生門」の舞台になったという山門が有名だそうです。たしかに一幅の絵のように均整のとれた見事な山門です。次は花の季節に来てみたいですね。




続いて電車に乗って「大國魂神社」へ。西暦111年(景行天皇41年)に建立されたと伝わる武蔵国の総社、由緒がありすぎてクラクラします。11世紀に源頼義・義家が寄進したという国指定天然記念物の馬場大門ケヤキ並木は、いつ見ても堂々たる風貌で、参道に霊験あらたかな空気を生み出しているように思います。私の中で「大國魂神社」といえば「くらやみ祭り」。司馬遼太郎燃えよ剣」の冒頭、トシこと土方歳三が暗躍(?)する「くらやみ祭り」の行われる「六社明神」とは、この神社の別名です。(もちろん現在は、作品内のような歌垣的お祭りはないですよ)



今日の境内はおしくらまんじゅう。左右にはびっしり屋台が立ち並び、「お参りしたあとに、あれとあれを食べたい」とチェックしました。たこ焼き・焼きそば・お好み焼きはもちろん、鮎の塩焼き・韓国チヂミやトルコ風シシケバブまであるのにはビックリ!最近の神社屋台は種類も豊富でインターナショナルなんですね。B級グルメを堪能しました。