コミュニティーカレッジのESL。【Final Exam編】

今週はカレッジ全体が最終テスト週間、我がクラスも本日が最終テスト日でした。これまで各章が終わることに小テストをしていたので、今回もその続きの小テストということになり(生徒のお願いが聞き入れられた?)、テスト範囲は狭くなりました。ありがたや。テスト終了後、生徒一人ひとりに今学期の成績と今後のアドバイスが伝えられました。今日来た人は全員合格できたようです。逆に言うと最終試験結果はクラスの合否に関係ないみたいですね。お蔭様で、私も何とか "Certification" をいただけました。ホッと一安心です。


実は来年から、このコミカレの"ESL"クラス編成が大幅に変わることになりました。"ESL" という名称も "ESOL" に変更されます。"English as a Second Language" から "English for Speakers of Other Language" へ。最近は母国語以外に複数の外国語を学ぶ人が増えたので、「第二外国語としての英語」という単語が意味をなさなくなったためらしいです。また、今まで "Grammar & Writing"・"Reading & Vocabulary"・"Listening & Speaking"の3コース・6レベルだったものが、"Writing"・"Reading"・"Oral Communication"というコース数は同じく3つ据え置きですが、それぞれが4レベルに統括されてしまいました。おまけに、今通っているカレッジでは"ESOL"自体が開設されないことになりました。


となると、引き続き英語のクラスをとりたいという生徒にとっては、「一体どのレベルのどのカレッジの何に登録すればいいの?」となるわけです。先生は、生徒全員にそれぞれ推薦コースを書いて渡してくださいました。私の場合、「このレベルを卒業したから上のレベルに行くことは可能だけれど、US滞在も短いし、同レベルでもっとプラクティスを積んだ方がいいような気がする」と助言されました。「あなたはもっと話したりコミュニケーションするクラスをとるのがいいんじゃない?」と言ってくれるクラスメートもいましたが、夫とも相談した結果、先生にも納得してもらい、"Writing"の一つ上のレベルに登録してみました。自分には、特に話す・聞く能力が低いことははなから承知しています。その上で、3つのコースの中では一番マシな能力を訓練してみようという腹積もりです。「不得意を克服するより、得意を伸ばす」戦略といいましょうか。「臭いものには蓋をしろ」精神とも言えますけど。まあ、一生アメリカ暮らしを続けるつもりはないし、上のレベルで落第したらまた続けて同じクラスをとればいいし、留学生のような厳しい状況ではないので、甘えたもんです。


登録のゴタゴタ終了後、仲良くしているベネズエラ人のPさんと中国人のAさんと三人、メキシカンレストランでランチをしました。この三人の中でも私が最も英語を話すのが下手なのですが、クラスの感想・クラスメートの話・暮らしのこと・家族のこと・自国のこと、身振り手振り単語を並べて、3ヶ月一緒に苦労して勉強した友だちとは不思議と会話がつながるものです。あっという間に2時間がたちました。来年の1月中旬まで、学校はしばしのお休みです。