ブランチのお誘い。

クリスマス・ブランチ・パーティー

仲良くなったカレッジESLクラスメートから、自宅のブランチにお招きいただきました。ホステスの彼女はベネズエラ出身ですが、この国の方にしては珍しく金髪碧眼で肌も真っ白、聞いてみるとお父様がフランス人でイタリア人の血も流れているそうな。カナダの市民権を既に持っており、ヒューストンには暫定滞在ということで、来年にはカナダに戻るそうです。スペイン語・フランス語をしゃべるので、英語は第三外国語とか、インターナショナルですね〜。


お家はバックヤード付きの一軒家、お家の外もクリスマスのデコレーションが施されています。非常に大きい家というわけではありませんが、ダイニングルーム、暖炉、キッチンから主寝室、ゲストルームに至るまで、赤と金と白を基調にクリスマスの飾りつけがされており、雑誌のモデルルームに出てくるようです。彼女が「私の娘なの」と言う小型犬と一緒に、家中をツアーして見せてくれました。用意された食事もまた見事。Appetizerに用意されたチーズ各種は、南米風にハラペーニョが練りこまれていたり、クランベリージャムがかかっていたり、私は初めて体験する味ばかり。ベネズエラ料理というリゾット風のお米料理は醤油にも似て、食べやすかったです。キッシュやサラダ、デザートも焼き菓子・クリームチーズなど数種類、写真を撮りつつ皆でワイワイ盛り上がりました。

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私のほかのゲストは、2人のベネズエラ人、2人のメキシコ人、中国・コロンビアの各1人、さらにイギリス人のESLの先生(私が受講していないクラス)、最後にはご主人も加わり、スペイン語と英語が飛び交う賑やかなテーブルとなりました。ベネズエラチャベス大統領に話が及ぶと、「アメリカやカナダは天国のよう」との答えが。かの地ではミルクや砂糖がなかなか手に入らなかったり、町によっては12年間クリスマスを祝えなかったりと、かなりの不自由があるようです。ベネズエラの富裕層はアメリカに移住する人が多いとも聞いていましたが、その現実を目の当たりにしました。途中ESL先生が飛び入り参加したこともあって、「英語を学ぶことがいかに大変か」とか「どうすれば英語がうまくなるか」など、真面目な話題にもなりました。


「彼女は、マーサ・スチュアートか?」という言葉が飛び交うほど、見事なおもてなし。前日はESLクラスを休んでまで準備にかけてくれたとのこと、彼女の「お客様に楽しんでいただきたい」という心配りが何より嬉しく、学ぶことの多い温かい会に感激した一日でした。