ハロウィーンの夕べ。

ジャック・オー・ランタン(お化け提灯

本日はハロウィーン・ナイト。8、9月から始まったパンプキンやコスチュームの売出しもいよいよ本番の時を迎えました。ハロウィーンはあの世からお化けがやってくる主に英語圏の祝祭日ですが、日本のお盆のように静々とした行事ではなく、ここアメリカでは相当にイベント化しているようです。まあ、お盆が祖先の霊を「お迎え」するのに対し、ハロウィーンでは精霊や魔女を「追い払う」らしいので、行事の趣旨もちょっと異なりますね。


「我が家は子どももいないし関係ないわ」と他人事に思っていましたが、最近になって複数の人から「お菓子は用意した?」「子どもがやってくるよ。」と言われビックリ。あわてて小袋菓子を購入しました。とはいえ、「見ず知らずの家に子どもが訪ねて来るのって防犯上どうなの?」「このご時勢に勇気あるな〜」、と心配や疑問はフツフツと沸いてきます。で、結論から言うと、子どもお化けは一人も訪ねてきませんでした。残念だったような、ホッとしたような。


後日、ESLクラスでハロウィーンの話題になると、以前カリフォルニアに住んでいた人が今年ヒューストンに引越して来て誰も訪ねてこなかったことに驚いていました。地域によって感覚は異なるみたいですね。夫が会社で聞いてみると、飾りが派手な家や知人の家にしか訪問しないとのこと。当たり前といえばその通りです。英語の先生宅では、例の4歳になった双子ちゃんがハロウィーン・デビューだったそうで、パパママも一緒にご近所めぐりをしたそう。数十年前の自分のハロウィーン・デビューを懐かしく思い出したと話していました。


来年は、ちょっと飾りをしてみようかなという気になっています。その前に、今、冷蔵庫にドカンと鎮座している大量のチョコや飴のお菓子をどうしますか。