コミュニティーカレッジのESL。【学生編】

コミカレのESLクラスも、今日で3回を終えました。10カ国を超える学生が集まっているので、授業の雰囲気もなかなか面白いです。


総じて、皆さん、よくしゃべりよく反応します。先生が「分かった?」と聞けば、"Yes !" や "Sure" と叫んだり、手を上げて「私は分からない。なんでそうなるの?私は○○○と思うし〜」と突然話し始めたりします。よく発言するのはメキシコ人の数名や台湾人。メキシコ人の女性たちは、先生の説明にいちいち「それって△○なことよね?」と相槌を打ってます。台湾人の女性は、おそらくクラスで最も英会話が流暢な一人なので、朗々と体験談を語ったりします。一体いつ終わるのかという風に。インド人女性は、先生に求められると、落ち着いた様子で状況を説明します。もう一人のインド女性は、初日の自己紹介で「夢はLawyerになることなの」と話していました。コロンビア人の男性は、前回同クラスを落第したようで、先生からもよく指され、本人も面白おかしくブラック・ユーモアたっぷりで例文を説明したりします。(かなり聞き取れないのが悲しい)ロシア人女性は、「英語は本当にイントネーションが難しいし、文法が分からないし困ったわ。」と、ペラペラお話ししています。いや、それだけ英会話できれば問題ないのでは?


皆さんの服装は、学校ということもあって至ってラフ。ほとんどがGパンにTシャツやブラウスその他、足元はサンダル(ビーチサンダル含む)やスニーカー、バックも教科書が大きく重いのでリュックや大きめの布袋です。ちなみに、先生はパンツスーツなどお仕事モードです(当たり前)。そういった中にあって、上記のメキシコ人女性の今日の服装はチアリーダーのようで、かなり目立っています。小柄ながらスゴイ美女で、長いブロンドをなびかせながら超ミニスカートで颯爽とクラスに現れる姿は、男性でなくたって目に留まります。もう少し若くて(失礼)大柄なら、ミスユニバースの南米代表にいそうな感じです。ホンジュラス出身の方は、これまた長身の見事なプロポーションの美女。南米風キャメロン・ディアスのようです。対して、台湾女性は、チャイナドレスを普段着にされているお洒落な方。洋服に近いカットでモダンなデザインなので、とてもいいなーと眺めています。日本の着物も、もう少しドレス・ダウンできる設計ならいいのになと思ったりします。


そういった個性豊かな面々が、同じ場所で同じことを学んでいるということ、それだけで不思議な運命共同体の空気を生み出します。この教室の中にいられるだけで、ちょっと得した感じ、そんな毎日です。