道路事情。

Stop All Way

この週末、天候が非常に不安定で、サンダーストームが繰り返しやってきました。遠くの雲間から地面に直角にサンダーが落ちているのを見ながら、カーウォッシュしているような土砂降りの中運転していると、案の定、目的地付近は停電となっていました。信号が消えているので分かるのです。


さて、日本にない標識のひとつに「Stop All Way」というものがあります。(写真参照)信号のない交差点にあり、ルールは、「必ず一端停止。交差点に入った最初の車に優先権あり。」です。つまり、「今交差点に入っている車の中で、自分が1番!」の時でないと出発できないということです。同時と思われる時は右側優先らしいですが、お互い止まっていますから「どうぞ、どうぞ」といった譲り合いになってます。イギリスの場合なら、「Roundabout」の交差点になるところでしょうか。


今日のように信号が使えなくなった場合、暗黙の了解でこの「Stop All Way」ルールが適用されるようです。が、大きな交差点で車6台以上がひしめいている時の判断がなかなか難しい。「誰が1番?」ということが多々あります。進んでみたものの、交差点の真ん中であわや衝突!?という危険もあります。まあ、いきなり突っ込んでくる車はまずありませんから、ぶつかったとしても大きな事故にはならないと思いますが。


それより、信号がこんなに簡単に止まっちゃって大丈夫なんでしょうかね。大雨で道が封鎖されて迂回せざるを得ないのも、テキサンは慣れっこのようですけれど。「自分の身は自分で守るべし」ということでしょうか。