選挙。

来年の大統領選を控えたアメリカは、選挙に関する報道が増えてきました。先日、民主党共和党、それぞれの候補者の討論会がCNN主催で開催され、後半一部をTVで見ました。


ニューハンプシャー州にある大学で、候補者は舞台上に扇型に並べられた椅子に座っています。観客との質疑応答タイムには、挙手をしたり、おもむろに椅子から立ち上がってセンターに歩みを進めながら、身振り手振りで自分の主張を訴えます。グッドアンサーだと、観客から拍手が贈られます。「笑点」の「大喜利」を彷彿とさせました。(不謹慎?)ショーアップされていて一つのエンターテインメント、何年かに一回、国民が一つになれるお祭りというような印象を受けました。日本とは随分と違いますね。


せっかくアメリカが選挙で盛り上がっているので、自分もこちらから日本の国政選挙に参加してみようと、調べてみました。「在外選挙」についてですが、2000年5月から、衆議院参議院ともに比例代表選出に限定して、海外在住の有権者が投票に参加することができるようになりました。さらに、今年の6月1日以降は、選挙区選出議員選挙についても投票可能と、法改正が進んでいます。


実際に選挙するためには、「在外選挙人名簿」に登録申請しなくてはいけないのですが、その登録資格に「海外に3ヶ月以上継続居住していること」という要項があります。私の場合は、6月5日で3ヶ月を経過したので資格は取得できますが、事務手続きに2、3ヶ月かかるので「登録申請は今年夏の選挙には間に合いません」と、問い合わせた総領事館の方に念を押されました。


うーん残念。できないと分かると、やってみたくなるのが人情。選挙結果には注目してみようと思います。