郵便局にて。

郵便局（USPS）に行くと、毎度、長蛇の列でびっくりします。運転免許の時も思いましたが、この国（テキサス）の人は行列することに抵抗がないのでしょうか。アメリカはもっと効率重視の合理主義の国だと思っていたので、この様子には最初から驚いています。

原因は、とにかく対応する職員が少ないこと。家から一番近所の郵便局は、窓口が３つあるのですが、常時受け付けているのは１つか２つです。そして職員さんも非常にのんびりのマイペース。列がドアの外まで並ぼうが一向に気にする素振りはありません。そして最後には「また来てね」なんて、笑って声をかけてくれます。（それはそれで嬉しいんですけど）

日本のように番号票などが発行され、椅子に座って待つことができればまだいいのですが、こちらの郵便局は椅子一つなく、ひたすら立って待つほか方法がありません。最低３０分以上はかかりますから、本持参の人もいます。ヒマそうな主婦だけでなく、仕事中のビジネスマン風の人も多いのに文句が出ないのは、皆、時間に余裕があるからなんでしょうか？この状態、日本だったらその日のうちに苦情が殺到すると思います。まあ最初から「郵便局は時間がかかる」と覚悟していれば、想定内ということ。私もテキサンに混じって、ボーっと列に並ぶのには慣れてきました。

切手の話ですが、実はここ１、２年で、国内基本郵便切手（First-Class）が、¢３７→¢３９→¢４１と、２度も値上がりしているそうです。この５月１４日に日本向けも¢８４→¢９０へ値上がりしました。ガソリン代の値上がりが影響しているのでしょうか。笑ってしまうのが、「今買ったら、これからずっと追加料金なしで使える切手」が登場したことです。画像がその「FOREVER」切手。額面なしです！「これからも値上がりますよ」宣言ともいえるこの切手。今後国内手紙を出す予定のある方は、今のうちに大量に買い込んでおいた方がお得ですね。