はじめてのおつかい。

ハローキティのベッド一式

色々と、でも日本にいる時の倍以上のスローテンポで、ものごとを考えている毎日です。
遠くから、たくさんのパワーをいただいています。日々感謝。


本日もポロシャツ+Gパン+サンダルという軽装で、一番近くにあるモールと初めてクリーニング屋に行ってまいりました。
モールというのは、以前お話した街の中心にある「Galleria」のような複合ショッピングセンターですが、自宅から比較的近いモールもかなり大きいもので、スーパーもデパートもリーズナブルなのが嬉しいです。写真は、スーパーの寝具売り場で見かけた、ハローキティベッド一式です。キティちゃんてウィンクしてましたっけ?


このモール内で、室内履きを購入しました。支払いは、銀行キャッシュカードを使った、いわゆるデビッドカードで。
無知の私は「デビッドカード」は日本固有の名前かと思っていたのですが、万国共通後だったのですね。アメリカはカード社会なので、クレジットカードも使いますが、日常の買い物は、皆さんビッドカードや銀行小切手を使っているようです。


デビッドカードは暗証番号がありますが、店員さんに「写真付のID見せて」と言われました。買い物の際、よくある話です。
私はまだ運転免許を持っていませんし、ソーシャルセキュリティナンバーもないので、自然とパスポートを見せることになります。外出にはパスポートを手放せません。
ちなみに、サンダルのお値段は5,000円もしませんでした。


前述のソーシャルセキュリティナンバー(SSN)は、アメリカでは生活必需の番号でして、アメリカで暮らす人は必ず取得しなくてはいけません。日本で言うところの、戸籍と住民票が合わさったようなIDにあたるでしょうか。これがないと、家を借りる・銀行口座を開く・運転免許を取る・電話をつなぐなど、なにもできません。


9・11以降、このSSN取得は非常に厳しくなったそうで、通常の取得で1ヶ月以上かかるケースもあり、また私のような就労資格のない「配偶者」スタンスの人間は、夫のSSNに頼っています。夫は、以前留学していた際にSSNを取得していたので、今回の赴任では比較的スムーズにことが進んでいると言えます。


個人の認証が難しいアメリカならではのシステム。
外国人が暮らすことの最初のハードルはここにありますね。


そして初めてのクリーニング屋では、何とか無事に2枚のYシャツクリーニングを頼めました。この歳になって、まさか「はじめてのおつかい」ドキドキを体験するとは思ってもみませんでした。