初体験、Yellow Cab。

今週火曜日にお医者に行ったところ、おなかのなかの子はまだ逆子状態でした。いよいよC-sectionが迫ってきた感じです。今日は、夫がいない時に産気づいた場合を想定して、タクシーに乗る練習をしてみました。実はこの町に来て初めてのタクシー・Yellow Cab乗車です。この町に流しのタクシーなど存在しませんし、どこに行くのも自家用車(あるいはレンタカー)が常識なので、タクシーを利用する人はごくごく少数なのですね。タクシーが常駐しているのは空港くらいで、ホテルでさえも頼んで呼び出してもらうくらいです。


タクシー会社に夫が電話してみると、ものすごいテキサス訛りのオペレーターさんが出て、住所や電話番号などを聞かれたそうです。「数分で着く」と言ったそうですが、私たちは「本当かなぁ」と半信半疑。アパートゲート近くで待ってみました。すると、ちゃんと10分以内に黄色のYellow Cabがやってきました!「来たぁ!」それだけで喜んでいる私たち。運転手は、ボブ・マーリー風のドレッドヘアの黒人さん。レゲエ(勝手に決めつけ)のタクシー・ドライバーというのがアメリカっぽいわ。私たちを乗せると、彼はすぐに行き先の住所を聞き、風貌に不釣合い(失礼)のナビゲーションシステムに登録し始めました。このナビが優れもので、音声ガイドが的確、高速・ローカルな道と選択肢が沢山あり、私たちもビックリ。素晴らしいナビだと褒めると、「Coolだろう。お気に入りなんだ」と喜んでいました。しかし、言葉は聞き取りにくかった。。。


「時間に不正確かも」とか「ちゃんと目的地に連れて行ってくれるか」とか「ボラれないだろうか」など想像力たくましく色々と考えてしまい、 Yellow Cabタクシーに乗るのは正直怖かったのですが、使ってみるととても便利でした。偏見を持ってはいけないですね。ゴメンなさい。とりあえず、緊急の事態に備えて、ひとつ安心しました。