築地、わっしょい。

時差ボケで、6時にすっきり目が覚めました。7時にJR新橋駅前で両親・弟と待ち合わせ、夫と私の総勢5人で築地にお正月食料の買い出しに出かけました。かれこれ四半世紀以上、季節を問わず趣味(と実益)で築地通いしている父を先頭に、バスを降りて築地場外を目指します。通勤ラッシュなみの混雑に、最近「人混み」というものに疎くなっていた夫と私はおののいてしまいました。その人混みを縫って父は進む進む。それを弟が追いかける。母がしゃべりながらあちこちに立ち止まる。夫と私は「人混みって暖かいね〜」と付いていく。


人・人・人ではありますが殺気立ったものはなく、皆が荷物を抱えて整然と動くうねりは、人情やふれ合いがあって「これこそ日本!」とちょっと感動してしまいました。売り手も若者から大将まで幅広い年代で、活気あります。「買わなくても食べてってよ」と試食天国。そのどれもが美味。おてふきまで渡されて、その心遣いにまたまた感動してしまいました。例年、魚類・肉類・練り物・乾物など買うお店はほぼ決まっているので、場外を2周すれば1時間ほどで買物終了。「寿司清」で遅い朝食となりました。運よくカウンター席に並んで座れ、博学な板前さんと会話しながら師走の築地を楽しみました。やっぱり、日本のお寿司は美味しかった!