想い出がいっぱい。

作詞家の阿久悠さんが亡くなられましたね。また一つの時代が去ったという感じです。こちらに住んでいると、余計にセンチメンタルな気分になります。日本ではTVラジオ各局が特番を組んでいることでしょう。懐かしい映像もたくさん流れていることと思います。


なぜか、ヒューストンの我が家のCD棚に、”電撃のジュリー・ベスト・ヒッツ”と銘打った沢田研二「ROYAL STRAIGHT FLUSH」というCDがあります。寝る前にかけて、夫婦2人でカラオケ大会しました。改めて、見事な歌詞の数々。ちっとも古くない。幼稚園や小学校時代、意味も分からず「♪かべぎわにねがえりうって♪」と口ずさんでいた頃が思い出されました。

ROYAL STRAIGHT FLUSH

ROYAL STRAIGHT FLUSH

ピンクレディーの「ペッパー警部」「渚のシンドバッド」「サウスポー」は近所の幼馴染と毎日振り付けして遊んでいたなー、八代亜紀の「雨の慕情」はドラマ「北の国から」での使われ方が印象的だったっけ、「瀬戸内少年野球団」の夏目雅子の『私たち、野球やりましょう』という台詞と後光が差した笑顔は忘れられない、「学園天国」はカラオケで随分とお世話になりました、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」は友人の結婚式で歌ったわ、全国高校サッカー選手権テーマ「ふり向くな君は美しい」まで阿久悠作詞とは知りませんでした。


歌は世につれ、世は歌につれ。みんなで歌える歌があった時代というのは、幸せだったと思います。


あ、H2O「想い出がいっぱい」は阿木燿子作詞です。